論述対策_QC検定1級
こんばんは。
試験日まであと2週間ですね。最後の追い込み頑張ってください。
今回は準1級合格者(つまり論述は落ちてしまった)自分からの論述対策です。
要は自戒を含めた反省の内容になります。
論述対策に必要なのは
・実際に手書きで10回は書いてみること
・過去問を論述含め、試験時間測って解く練習をきちんとしておくこと
の2つだと思います。
ここに思い至るに、自分が論述不合格だった原因は3つあると反省しています。
①時間不足
②練習不足
③緊張
1つずつ解説します。
①時間不足
自分は論述の問題文は、実践分野・手法分野と一通り解いた後に読もうと決めていました。
しかしこの時点でかなりの予定時間オーバー。もう1級の合格は諦めました泣
おそらく論述にかけた時間は10分ぐらいだったと記憶しています。
ほとんど書きかけで提出しました。
②練習不足
圧倒的な練習不足です。
そもそも手書きでA4いっぱいに文章書くことって、実生活であまりないですよね。
私は練習で書いてみたのは3回だけでした。
これなら受かるだろうと自分で思えるレベルの文章を、10回は書いてみる必要があったなと反省しています。
③緊張
①にも通じますが本番かなり緊張していました。
上滑りする頭の中で必死に手法分野の回答を書いているうちにどんどん時間が過ぎていってますます焦ったことを記憶しています。
そんな中残り10分で論述を仕上げることは到底無理でした。。
3点書きましたが、結論としてはとにもかくにも勉強時間不足。
特に過去問を試験時間通しで解く練習が2回しかできなかったのが大きな敗因だと思っています。
限られた時間内で意味のある文章を仕上げるのはなかなか厳しいものがありました。
私の反省が皆さんのお役に立つとうれしいです。
…ちなみに私のリベンジ受験は、下の娘が少し手を離れる4年後ぐらいかなぁと思っています。
2時間まとまった勉強時間をとるのがキビシイ。
試験当日のツイート_QC検定1級
こんばんは。
そろそろ3月受験の方の受験票が届く時期でしょうか。試験会場がどこになるかドキドキしますよね。
さて、今日は私が受けたQC検定1級の試験日にしていたツイートを貼ります。
当日の緊張アワアワが滲み出ています。
とりあえず試験前から時間がなかった記憶があります笑
ちなみに私が受けたのは池袋会場で、恐らく1級受験者は50〜100人ぐらいだったと思います。
都内でもかなり会場分散させたんですかね、2016年に2級受けた時より、会場全体の人数が少なく感じました。
あとコロナ対策もあって2部屋に分けられ、窓という窓が開いてました。そこまで暑い日じゃなくて助かりました笑
地味に道に迷う+コロナ対策の検温+緊張によるお腹下し(泣)で、試験会場入ってから参考書開くヒマはありませんでした。
試験開始15分前くらいから説明が始まりますし、会場の建物着いてから試験の部屋まで結構遠かったので1時間前に会場入りするべきでした。
試験前のイメトレもやっていると当日の緊張が和らぎますよね。
私がやっておけばよかったという後悔です。
まぁ試験には直接関係ないかもしれませんが、参考になれば幸いです。
試験1ヶ月前にやっていたこと_QC検定1級
皆さんこんばんは。
次回の試験まであと1ヵ月ですね。
今回は私が1ヵ月前に勉強していた内容とその勉強の仕方について、話したいと思います。
◆まずこれは1ヵ月前の勉強スケジュールです。
この時期は過去問を5回分ほど解き終え、間違えた問題をひたすら何度もやり直している時期です。
まず1番上の行にその1週間やるつもりの内容が書いてあります。
3番目の上には1週間前1ヵ月前に解けるようになったものの記憶の定着に自信がない問題の再とき直しの予定が書いてあります。
基本的にはこの1行目と3行目の内容をやっています。
ちなみに緑本と言うのはこの問題集です。
過去問やってるうちに不安になって、簡単な問題集で自信をつけようと血迷っていた記憶があります笑
下の方には今週の目標と達成率がよかったら時のご褒美を書いてあります。
その日の勉強が終わったら達成度と感想と時間を描きます。
さらに2行目の列に今日やった内容を明日もう一回解くために計画に入れ込みます。
こんな内容で1週間やって週の終わりにその週の達成率とできたことできなかったことを書いて反省したりしていました。
ちなみにご褒美獲得できたことはほとんどありません笑
が、この週の目標「わからない問題を明確にする」は一応達成できた記憶があり、過去問5回分で自分の弱い問題を箇条書きで書き出すことができました。
◆次に過去問をやった結果の星とり表です。
例えば第25回の過去問は、7月の下旬に1回目自分で解いてみています(1列目)
回答を見てやり方をできるだけその日のうちに見るようにします(2列目)
次の日にもう一回解いてみます(3列目)
さらに1週間後にもう一回解いてみます(4列目)
3週間後、7週間後と続きます。
自信を持って解けた場合はオッケーとして終了するようにしていますが、逆にどうしても解けなくて諦めてしまう問題もあったりしました。
自分も30代後半なので、なかなかいちど解いただけでは覚えられず何度も何度も解き直さないと頭に残らなかったです。
この繰り返しが合格には必要なんじゃないかと思います。
樺沢紫苑先生の本で読んだと思うんですが問題集を解くこともアウトプットの1つらしいです。
もうこの年になると読んでるだけじゃ全く覚えられないので、ひたすらひたすら問題集を解いてアウトプットして身に付けることを心がけていました。
こんな風に書くと相当な勉強量をやっていたようにも思いますが、計画表を見ると1日30分しかやってない日もあります。
諦めずに毎日コツコツ頑張ることが大事だったなぁと思います。
それでは皆さん、頑張ってください👍
実践分野の得点内訳と勉強法_QC検定1級
今回は私が受かった第30回QC検定での実践分野の得点の内訳をご紹介したいと思います。
これから受験する方は、ぜひ過去問を解いた際に自分が得点した問題と比べてみてください。
◆結論としては、「過去問のやり込みを制したものが実践を制する」ということです。
◆実践分野全体で設問数48に対して正解数が38、79.1%の正解率でした。
◆大問ごと
問8 、環境 設問数5、正解数3
問9、設計 設問数7、正解数6
問10、官能評価 設問数6、正解数4
問11、品質保証 設問数8、正解数5
問12、機能別管理 設問数3、正解数3
問13、監査 設問数5、正解数5
問14、分野? 設問数4、正解数4
問15、社内標準 設問数6、正解数5
問16、経営 設問数4、正解数3
◆所見
実践分野では手法分野を補うため、8割近い得点を出そうという方が多いと思います。
そのためにはどの大問に対しても高い正答率キープする必要が出てきます。
残りの2割の間違えた問題の中身としては、選択肢の中に似た言葉がいくつかあったために間違えた問題ばかりです。
本当に見当違いに問題文の意味が分かってなかった、その言葉初耳だから分からない、と言うのは3問程度でした。
◆実践分野勉強方法(過去問をやり込みましょう
上の細かいニュアンスもきちんと正解していくには、過去問のやり込みが大事だと思います。
範囲があまりにも広いので、過去問をやっていると範囲が網羅できていないんじゃないかと不安になると思いますが、頻出問題はあります。(今回だと問9.13.15はウルトラ頻出)
そして個人的な意見ですが、細かいニュアンスは参考書読んでてもあまり身につかないと思います。
単純に新しい単語とその意味を覚えるのに参考書読むことは適していると思いますが、細かいニュアンスを覚えるには色んな問題文を読んで回答するに限ります。
また今回は選択肢含め文章量が異様に多く、読むスピードも求められました。スピードに必要なのは慣れです。
問題文を読むことに慣れておくのも、過去問をやり込むことで身につきます。
◆実践分野勉強方法(具体的に
ちなみに、私が過去問をやっている時に大事にしていた事は
・間違えた問題の復習
・少々自信がなかったが正解した問題も復習
・正解とは関係なくても選択肢の中に意味がわからない単語が含まれていたら復習
この3つのレベルまでやり込むことです。
過去問だけを集中してやるからには、ここまで網羅するようにしてやっていかないと、なかなか8割正解までいくのは難しいと思います。
◆ちなみに。
時事問題もたまに出たりするので過去問だけでは不安、という方。
日経電子版のアプリ版を登録しておくとキーワード検索と言うのができます。「品質」をキーワード選択しておくと、マーキングされた紙面を読むことができますよ。
↑やってましたが、気休めにしかなりませんでした。。
いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでくださった方の参考になれば幸いです。
耳暗記のポイント
こんにちは。
前回のブログ記事はさすがに過去問と解説を持っている人じゃないと意味不明すぎだなと思って反省しています。。。
とは言え、問題集に書いてある以外の解法を聞くのは参考になるのではないかと思うので、今後もたまにアップしようかなと思います。
何かこの問題を聞きたいとかリクエストがあったらコメント欄にくださいね。
◆今回の記事は
さて最近クラブハウスなどの音声メディアの話題が盛んですね。
そのつながりというわけではありませんが、私も結構耳だけで読書や耳だけで勉強っていうのは以前からやってます。
今回は、実践分野で実際にやっていた耳暗記について書こうと思います。
◆耳暗記にボイスメモ使ってました
私はiPhoneを使ってます。
iPhoneには初期設定でボイスメモと言うアプリが入っているはずです。
これで何種類か自分で覚えたい部分を読み上げたものを録音して聞いていました。
↑ボイスメモのメニュー画面(新規録音は関係ない録音)
まぁここまではよく聞く話だとは思いますので、もっと実践的な話をします。
ボイスメモで暗記をする際に私がこうした方がいい!と思ったポイントは下の3個です。
◆ボイスメモ使う時のポイント
1、タイトルをちゃんと入れる
2、録音中も段落ごとに「数字+タイトル」を入れるようにする
3、自分の声で録音する機能が意外と大事
1つずつ解説します。
1、暗記するためにはかなり何回も聞き直すことが必要になります。
タイトルがいい加減だと再生するときに手間取ってしまい、その小さな面倒くささが聞き直すのに意外と障害になります。
2、私は自転車通勤なのでその間中とかによく聞いていました。
自転車なので交通状況によって瞬間的に聞こえない状況になったりもします。
すぐにどこを聞いているのか戻れるようにするためにも、数字+タイトルを録音の中に入れておくのは大事です。
例えば7つの中核主題だと、最初に「1組織統治、2人権〜」と読み上げ、次にもう一度「1組織統治 組織統治とは〜」と内容を読み上げる感じにしてました。
聞くときは、次の内容が何だったのかを思い出し予測しながら聞きます。
3、自分の声って聞きなれないですよね。恥ずかしさも手伝って、聞き慣れない声で聞くと耳障り笑なので意外とちゃんと聞いてしまいます。
逆に聞き取りやすい声だと聞き流しがちになるので暗記には不向きなんじゃないのかなと思います。
◆まとめ
細かい話が多いですが耳で暗記をするには繰り返しが必要です。
ちょっとした煩わしさがあるとなかなか続かないものですので、こういう細かいセッティングが継続してやっていくには大事なんじゃないかなと思います。
それでは寒い日が続きますが、前向きにいきましょ。
QC検定1級 過去問解説(主成分分析)
こんばんは。
前回お話しした第30回QC検定1級試験問題から、自分なりの解法を解説したいと思います。
前回分の過去問参考書を持っていないので、解説被っていたらすいません。
(選択肢ありきの解法なので、多分被ってないと思いますが・・)
取り上げる問題は問4主成分分析に関する問いです。㉒~㉘
↑問題そのままは載せれないので、部分的な写真w
まず㉒標準化したデータの空欄を埋める問題です。
これは表4-1のデータと表4-2のデータを見比べます。
問われているA-x1 の40に一番近しい数字を探します。
下の方にG-x 1の41→ − 0.753 がありますので、これと相関関係があるはずです。
選択肢の中で-0.753に近しい数字を探すと、イ-0.794がありますね。
他の選択肢は全く数字が違うので、答えはイ、となります。
次に㉓~㉕の相関係数行列の空欄を埋めます。
最初に㉕の「累積」寄与 sake率を見ます。第一主成分の寄与率が0.673なのでそれよりちょっとだけ大きい数字になるはず→選択肢を見るとオ0.953か、カ0.985のどちらかだということがわかります。
一旦置いて次に㉔の寄与率の部分を見ます。先ほどの0.953と0.985からそれぞれ第1主成分の寄与率0.6735を引くと、それぞれ − 0.28か 0.31になります。
選択肢の中に存在するのは0.28なので答えはウ0.28だと分かります。
さらに㉕はそれに対応するオ0.953が答えだとわかります。
㉓は第1主成分の固有値と寄与率の数字の関係から解いていきました。
固有値2.691 ÷寄与率 0.673 = 3.998、これを第2主成分に当てはめると
0.28 × 3.998 = 1.119になるのでこれに近しい選択肢はケの1.121となります。
次に㉖です。
これも表4-4と表4-5の埋まっている数字の関係性から解いていきます。
例えば第2主成分-x1の固有ベクトルは0.573、因子負荷量が0.607です。
0.6070÷0.573 = 1.0593
この相関関係を空欄に当てはまると-0.593÷1.0593=-0.560 なので1番近しい選択肢アが入ります。
㉗も同様です。
例えば第1主成分-x 1ですと固有ベクトルは0.473、因子負荷量が0.775です。
0.7750÷0.473が1.638
この相関関係を空欄に当てはまると0.517 × 1.638=0.846になります。
これに1番近しい選択肢エが入ります。
最後の㉘は、ここまでのデータで第1主成分がダントツで大きく寄与しているので、
一番最初の表4.1のx1のデータだけ見ます。
一番大きな値をとってるのがFなので、答えはFとなります。
ここまで、私の必要な主成分分析の知識は、なんとなーくの解き方と、
いろんな表を相関づけて解いていく、という考え方だけで解いてます。
こんなレベルの知識でも問4全問正解できました(笑) 参考にしてください。
ちなみに主成分分析の一番分かりやすい参考書はこれでした。
統計学の図鑑 (まなびのずかん) | 涌井 良幸, 涌井 貞美 |本 | 通販 | Amazon
きちんとした知識を身につけるには心もとないですが、
多変量解析がイメージで載っていたので、概要を掴むのにはいい本です。
次は実践分野について記事を書こうと思います。
また何か記事にしてほしいことありましたら、コメント欄にもらえれば検討します。
QC検定1級 手法分野で得点すべき問
さて今回お話ししたいのは、手法分野の得点すべき問いについてです。
私が実際受けた品質管理検定1級の自己採点の結果もお話しします。
問題内容はアップできませんので、過去問お持ちの方は見ながら参考にしていただければ。
さて結論から言うと
1.点が取れる大問は確実に点をとっていく。
2.得点できない大問でも前半の(1)(2)ぐらいは基礎問題。ここを落とさない。
3、選択肢をきちんと見極めて、消去法で3択ぐらいまで落とし込む
この3点が大事だと実際受けてみた結果で思います。
まずこれが私が受けた第30回品質管理検定の手法分野での設問数と正解数です。
問1 計数値の検定と推定 8問中4問正解
問2 管理図 7問中3問正解
問3 実験計画法 6問中3問正解
問4 主成分分析 7問中7問正解
問5 確率分布 8問中4問正解
問6信頼性工学 7問中6問正解
問7抜き取り検査 5問中5問正解
合計で48問中32問正解で66.7%の正解率で合格圏内でした。うーん、ギリギリ笑。
で、こうしてみると正解率が高いのは問4、6、7だけ。
特に問6、7は2級に毛が生えた程度の問題でしたので、ここはちゃんと勉強してれば大丈夫だと思います。
問4は計算問題で、主成分分析の概要が分かれば、2択まで追い込める問題でした。
詳細はまた別記事にアップしようと思いますが、興味ある方いるかな?
問1、2、3、5は正解率半分。
問5は今見ればもっと正解しなきゃいけなかった問題だったなと思うようなレベルでした。
問3の実験計画法は選択肢を複数回用いていいところがちょっといやらしい部分ではありますが、(1)の実験方法の問や後半の自由度の部分だけでも合っていれば半分は回答できるはずです。
問2の管理図の問題も(1)(2)は単純な管理限界線の計算なので、そこだけはきちんと正解し、残りは消去法で1問正解したという感じ。
問1は過去から推定検定の問題が毎回出てますが、計量値の方をかなり追い込んで勉強していたので、計数値の問題を見た瞬間オワタと思いましたね。。
それでも(1)は選択肢を冷静に見ていけはは、2択まで追い込める問題でした。
おしなべて言うと各大問に対して(1)、(2)はほぼ正解しています。
どんなに問題文が難しくても、選択肢はアからコまであっても笑、前半の時は結構基本的なことを聞いていることが多いです。
また選択肢もよく見れば2個か3個にまで絞れるものが意外と多いです。ここをきちんと見極めましょう。
私のように独学で合格圏内にいくには、このようなチマチマした努力が絶対必要だと思います。
過去問を持っていない人にはちょっと意味不明な解説だったかもしれませんが、結論の部分はそう変わりないと思うので意識したらいいと思います。